【施工事例】春日部市|浴室入口の木部補修を行いました(協力:大工歴60年の職人さん)

【施工事例】春日部市|浴室入口の木部補修を行いました(協力:大工歴60年の職人さん)

木製ドア枠の剥がれた部分を補修し、塗料で丁寧に仕上げるリフォーム職人の作業風景。
木製ドア枠の剥がれた部分を補修し、塗料で丁寧に仕上げるリフォーム職人の作業風景。

クリーンテック春日部では、エアコンクリーニングを中心に「快適な空間づくり」をサポートしています。
春日部市を拠点に、店舗・施設・一般家庭まで幅広く対応しており、今回はその一環として、協力いただいている大工さんによる木部補修作業の様子をご紹介します。
私たちの仕事は“汚れを落とすこと”にとどまりません。
現場でお客様の暮らしに関わるさまざまな状況を目にする中で、「安心して暮らせる環境づくり」をチームで支えていくことも大切な役割だと考えています。

1. シロアリ被害が進んでいた浴室入口の木部

今回ご依頼をいただいたのは、浴室入口の木部がシロアリに蝕まれてしまったケースです。
お客様から「最近ドアの開閉が重くなった」「床が少し沈むように感じる」とのご相談があり、現場を確認したところ、木部内部がスカスカになっていました。

浴室まわりは湿気がこもりやすく、換気扇があっても長年の使用で少しずつダメージが進行していきます。
表面上はきれいに見えても、内部では腐食やシロアリ被害が進んでいることも少なくありません。
そのまま放置しておくと、床下への影響や建具のゆがみなど、大きな修繕が必要になることもあります。

清掃の現場でも「見た目の汚れ」ではなく、構造的な“痛み”を見抜く目が必要です。
今回は、その判断をもとに信頼している大工さんへ補修を依頼しました。

シロアリや湿気や経年劣化で傷んだ木製ドア枠を解体・交換前に確認している様子。室内リフォームや木部補修の施工前状態。
シロアリや湿気や経年劣化で傷んだ木製ドア枠を解体・交換前に確認している様子。室内リフォームや木部補修の施工前状態。

2. 大工歴60年。経験で支える確かな技術

作業を担当してくださったのは、大工歴60年を超えるベテラン職人さんです。
長年の経験で培われた確かな技術と、木の特性を知り尽くした判断力。
一緒に現場を見ていると、ほんの数秒で「ここは芯まで傷んでる」「ここは表面だけだね」と見極めてしまうのが本当にすごいと感じます。

職人さんの手際は驚くほど丁寧で、作業の一つひとつに“無駄”がありません。
木材を切る際も、節の位置や木目の流れを見ながら、後々の強度を考えて角度を調整。
釘を打つ位置や下地の厚みまで、まるで頭の中で完成形を描いているような動きです。

「見えないところこそ、手を抜かない。」
その言葉通り、仕上がりはもちろん、経年変化まで見据えた“長持ちする仕事”。
私たちクリーンテック春日部が信頼してお願いしている理由は、まさにこの誠実さにあります。

3. 施工の流れと仕上がり

● Before:腐食した木部の状態

施工前の木部は、表面を押すと指が沈むほど柔らかくなっていました。
一見すると小さな傷のようでも、内部では完全にスカスカの状態。
表面の塗装を剥がして確認すると、芯の部分までシロアリに食われている箇所もありました。

● Step 1:腐食部分の撤去

まずは被害が進行している木部を、周囲の健全な箇所を残しながら丁寧にカット。
シロアリ被害は周辺にも波及していることがあるため、余裕をもって除去範囲を設定します。
この工程で妥協すると、後から再発する原因になります。

湿気で傷んだ木製ドア枠を補修するため、腐食部分を丁寧に撤去しているリフォーム職人の作業中の様子。
湿気で傷んだ木製ドア枠を補修するため、腐食部分を丁寧に撤去しているリフォーム職人の作業中の様子。

● Step 2:新しい板材の加工

交換に使う木材は、湿気やカビに強いヒノキ系の材を採用。
寸法を現場で測りながら、微妙なゆがみや傾きにも合わせてミリ単位でカット。
古い建物は水平が少しずれていることも多く、その調整は“経験の勘”がものを言います。

● Step 3:固定・調整

取り付けの際は、釘だけでなくビスと接着剤を併用し、強度を確保。
さらにドア枠との隙間が均等になるよう、何度も微調整を繰り返します。
「ただ取り替えるだけ」ではなく、「長く使える状態に整える」ことを重視しています。

腐食していたドア枠を新しい木材に交換し、表面を丁寧に仕上げるリフォーム職人の施工中の様子。浴室出入口の木部補修工事。
腐食していたドア枠を新しい木材に交換し、表面を丁寧に仕上げるリフォーム職人の施工中の様子。浴室出入口の木部補修工事。

● After:見た目も自然な仕上がり

交換後は、周囲の色合いに合わせて表面を仕上げ。
光の反射や木目の流れまで自然に馴染み、補修箇所がほとんど分からないほどの完成度でした。
お客様からも「新築みたいになりましたね!」と喜びの声をいただきました。

浴室出入口の木製ドア枠を補修後、刷毛で塗装仕上げを行う職人の様子。木部の色合わせや質感を整える丁寧なリフォーム工程。
浴室出入口の木製ドア枠を補修後、刷毛で塗装仕上げを行う職人の様子。木部の色合わせや質感を整える丁寧なリフォーム工程。
浴室出入口の腐食していた木製ドア枠を新しい木材に交換し、塗装まで丁寧に仕上げた補修後の状態。木部リフォームの完成写真。
浴室出入口の腐食していた木製ドア枠を新しい木材に交換し、塗装まで丁寧に仕上げた補修後の状態。木部リフォームの完成写真。

4. 清掃と補修、職人同士の連携が生む安心

今回のようなケースでは、「清掃」「補修」「設備点検」が密接に関わっています。
清掃の際に気づいた小さな異変を見逃さず、
必要に応じて信頼できる専門職へつなぐことで、お客様の負担を最小限に抑えることができます。

私たちはリフォーム業者ではありませんが、
長年、現場で多くの住まいを見てきたからこそ、
「どこに相談すればいいかわからない」といったお客様の声に真摯に向き合いたいと考えています。

エアコン・換気・浴室・床など、暮らしの環境はどれもつながっています。
今回の木部補修のように、
“清掃の延長線上でお客様の安心を守る”ことこそ、私たちの使命だと感じます。

5. 現場で感じたこと、学んだこと

作業を見守っていて印象的だったのは、職人さんの「道具の手入れ」です。
使い込まれたノコギリやカンナ、鉋屑の香りが漂う中で、
一つひとつの道具に対しても“相棒”のような扱いをしている姿に、心から尊敬しました。

「道具がいい仕事をしてくれるのは、自分がちゃんと向き合ってる証拠だよ。」
その言葉には、どんな仕事にも通じる真理があります。
私たち清掃の仕事も同じです。
洗剤や機材をどう扱うかで、仕上がりの美しさや安全性が変わります。
“道具に敬意を持つ”という姿勢は、どの業種にも共通する大切な心構えだと感じました。

6. これからの「クリーンテック春日部」のあり方

今回の施工を通して改めて実感したのは、
「人とのつながりが品質を支えている」ということです。
清掃・電気・大工・内装──業種は違っても、
“丁寧に仕事をする人”が集まることで、より良いサービスが提供できます。

クリーンテック春日部では今後も、
こうした信頼できる職人ネットワークを大切にしながら、
お客様にとって安心できる「トータルサポート」を目指していきます。

春日部市内でのエアコンクリーニングや店舗清掃の現場でも、
「ここも少し気になる」「こういう場合は誰に頼めばいいの?」といった
ちょっとしたご相談を気軽にしてもらえる存在でありたいと思っています。

7. 最後に

今回のような木部補修は、
一見「清掃とは関係ない」と思われるかもしれません。
しかし、清掃の現場には“暮らしを見守る視点”が必要です。
エアコンや床、壁や木部、どれもお客様の毎日を支える大切な環境の一部です。

クリーンテック春日部は、これからも誠実な対応・確かな技術・信頼できる連携で、
春日部市を中心に地域の皆さまの快適な暮らしを支えながら、お客様の安心できる空間づくりをサポートしていきます。
「清掃業者に相談していいのかな?」と思うようなことでも、
まずはお気軽にお問い合わせください。

信頼できる職人たちと一緒に、“安心できる空間”を整えていきます。

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