Z空調のエアコンクリーニング事例|構造が複雑な天井埋め込み型にも対応


Z空調は、近年多くのご家庭で採用されている「全館空調システム」です。室内どこにいても温度が安定しやすく、快適に過ごせるのが魅力ですが、その一方で構造が特殊なため、分解クリーニングの難易度が高いという特徴があります。
今回のご家庭では、最初にご相談された業者様では構造上の理由から作業が難しかったとのことで、改めてクリーンテック春日部へお問い合わせをいただきました。
「Z空調のクリーニングってどこに頼めばいいの?」
「普通のエアコン業者では断られると聞いた…」
そんな疑問を持つ方にとって、今回の事例は非常に参考になると思います。この記事では、Z空調の特徴・作業が難しかった理由・実際の作業工程・クリーニングのポイントを詳しくご紹介します。
Z空調とは?一般のエアコンとは全く違うユニット構造
Z空調は従来の「各部屋に1台ずつある壁掛けエアコン」とはまったく異なるつくりをしています。


◎ 1台の室内ユニットで家全体を空調
Z空調は、天井裏に大きな空調ユニットが設置され、そこから 複数のダクトによって家中に冷気・暖気を送り出す仕組み になっています。
そのため、一般家庭の方でも見たことのない構造をしていることがほとんどです。
◎ 天井埋め込み型で分解難易度が高い
今回のご家庭も、天井には開口部があり、その奥にZ空調のユニットが存在していました。
ぱっと見は「業務用エアコン?」と思うような複雑な構造で、
- 大型の送風ファン
- 多数のダクト接続口
- 特殊形状のドレンパン
- アルミフィンの配置が独特
など、一般的な家庭用天井埋め込み型とは全く異なります。


■ 今回ご相談いただいた背景について
今回のご家庭では、最初にご相談された業者様の判断で「構造上の理由から作業が難しい」とされたため、改めて当店へお問い合わせをいただきました。
Z空調は一般的な天井埋め込み型とは構造が異なり、とくにドレンパンまわりの固定方法が独特 です。
このため、状況によっては分解の可否を慎重に見極める必要があります。
まずは、Z空調が“難しい”と言われやすい理由をまとめてご紹介します。
【Z空調が難しい理由①】
メーカーや仕様によって構造が異なる
Z空調は1つのメーカーではなく、ハウスメーカーや住宅仕様によって採用されるユニットが異なります。
そのため、
- マニュアルが世帯ごとに違う
- 構造の見た目が統一されていない
- 現場によって分解手順が変わる
など、現地で確認してみないと判断できない部分が多くあります。
【Z空調が難しい理由②】
ドレンパン・ファンまわりの固定方式が特殊
Z空調の内部は、空気の流路や配管の取り回しなどがコンパクトに収まるよう、かなり複雑な構造になっています。
- 配管の通し方
- 排水ルート
- ファンやシャフトの固定方式
- ドレンパンの形状
これらが一般的な天井埋め込み型と違うため、通常の手順では外せない構造になっている場合があります。
無理に外そうとすると、
- ドレンホースの破損
- 排水不良(逆流・漏水)
- 内部部品の破損
などのリスクもあるため、どの業者様でも慎重に判断される部分です。
【Z空調が難しい理由③】
天井裏スペースが限られている
Z空調は天井裏のわずかなスペースに大きなユニットが設置されていることが多く、
- 工具が入る角度が限られる
- 腕を伸ばす姿勢でしか作業できない
- 奥まで手が届かない場合がある
といった物理的な制約が発生します。
今回の現場も、天井開口部から腕を伸ばしながら分解する必要がある 状況で、構造を理解したうえで適切な順番で作業を進める必要がありました。
クリーンテック春日部での作業開始と状況確認
ご相談を受けて現場へ伺ってみると、まさに特殊構造のZ空調ユニット。
天井から見えるのは以下の部分でした。
- 大型の送風ファン(横幅のあるロール状)
- ダクト接続部の丸型ユニット
- アルミフィン(熱交換器)
- 送風機構のシャフト
- ドレンパン(内部奥側)
ぱっと見ただけでも、通常の家庭用エアコンとはまったく違うことがわかる構造でした。
分解作業:問題のドレンパン外しへ
Z空調の分解で最も重要な工程は ドレンパンの取り外し です。
ここを外せないとクリーニングは不可能です。
今回の現場では、
- 固定プレート
- パネルの爪
- 排水ホース
- モーター固定具
- ダクトの配置
これらが複雑に入り組んでおり、慎重に順序を見極める必要がありました。
ひとつずつ確認し、適切な順番で固定パーツを外すことで、無事にドレンパンの取り外しに成功。
内部の汚れは思っていた以上に蓄積しており、
- 黒カビ
- ホコリ
- 湿気による汚れの付着
が確認できました。
洗浄作業:高圧洗浄で内部をしっかりクリーニング
分解後は、内部の汚れを一つひとつ丁寧に落としていきます。


《今回行った作業内容》
- 外装パネル洗浄
- ドレンパン洗浄
- 送風ファン洗浄
- 熱交換器(アルミフィン)高圧洗浄
- 周辺ダクト部分の清掃
- 養生の撤去・復旧
高圧洗浄では、カビやホコリがしっかりと落ち、
排出された汚水は濃いグレー色に。
内部に汚れがしっかり蓄積されていたことがわかる状態でした。





作業時間と完了後の状態
今回の作業は 1名で約3時間半。
Z空調は機種によって構造が異なるため、ドレンパンの取り外しには慎重な判断が必要ですが、状態を確認しながら安全に作業を進め、無事にクリーニングを完了することができました。
洗浄後は、
- 風量がしっかり復活
- 気になっていたニオイの軽減
- 内部がすっきりと清潔な状態へ
といった変化が確認でき、お客様にも安心していただける仕上がりとなりました。
お客様からは、
「相談して良かったです」
という嬉しいお言葉をいただきました。
Z空調のクリーニングは“慎重な判断が求められる機器”
今回のように、Z空調は一般的な天井埋め込み型とは構造が異なるため、現場によっては作業に時間を要したり、慎重な判断が必要になることがあります。
たとえば──
- 構造や分解方式が一般機種と違う
- メーカーや住宅仕様で内部構造が大きく異なる
- 天井裏のスペースが限られている
- ドレンパンや配管の固定方式が特殊
- 送風機構が複雑で、部品への負荷を避ける必要がある
といった理由から、各業者様でも 慎重に作業可否を判断されるケース が多くあります。
そのため、今回のご家庭のように
“まずは判断だけ聞いてみたい”
というご相談も実は少なくありません。
Z空調のクリーニングはどれくらいの頻度が必要?
Z空調は家全体の空気を循環させる仕組みのため、どうしても
ホコリが入りやすく、湿気がこもりやすい構造 になっています。
そのため、内部のカビや汚れを防ぐ目的で、
2〜3年に1回程度の分解クリーニング をおすすめしています。
普段フィルターをこまめにお手入れしていたとしても、
どうしても手の届かない内部には汚れが溜まっていきますので、
定期的なメンテナンスが快適さを長く保つポイントです。
まとめ:Z空調のクリーニングは“経験のある業者”へ
Z空調は構造が一般的なエアコンとは大きく異なるため、
現場の状態によっては 分解方法の判断が難しい 場面があります。
- 構造が特殊
- 天井裏での作業が必要
- 機種ごとに仕様が違う
こうした理由から、まずは現地でしっかり確認してから作業可否を判断する必要があります。
今回のご家庭のように、
「念のため詳しく見てほしい」「対応できるところを探している」
といったお問い合わせは実は多く、珍しいことではありません。
クリーンテック春日部では、
Z空調の構造を踏まえたうえで、状況に合わせた分解洗浄を丁寧に行っております。
■ Z空調でお困りの方へ
まずは相談だけでも大丈夫です。
「構造が複雑で心配…」
「一度見てもらって判断してほしい」
そんなお悩みも、どうぞお気軽にお声がけください。
